コンペティション上映作品

『レンタル家族』

(2024年/89分)
監督:上坂龍之介

あらすじ

東京の会社に勤務する洋子は仕事で多忙な毎日を過ごす傍ら、定期的に実家へ帰省をし、父・忠勝とともに認知症の母・千恵子のケアをしている。 千恵子の症状は近頃進行が早く、洋子が数年前に離婚したことさえ忘れ、帰省の度に元夫と娘について聞くのであった。 ある日、洋子は取引先の担当者から、「レンタル家族」というサービスを紹介され、体験レンタルを強く勧められる。 耳馴染みのないサービスに戸惑ってはいたが、断りきれない洋子はレンタル夫を家事代行として自宅に呼ぶ。 派遣されたレンタル夫の松下豪と馬が合った洋子は、松下に千恵子のことを相談。 すると松下は、自分を夫、知り合いの子役・安田朱里を娘として、家族を演じることを提案する...。 日々進行していく千恵子の認知症、不器用ながら千恵子を支えようと奮闘する忠勝、複雑な事情を抱えながらレンタル家族を担う松下と朱里。 洋子は、自分を取り巻く"家族たち"と月日を重ね、新たな幸せのかたちに触れていく。

作品情報

タイトル レンタル家族
制作年 2024年
時間 89分
監督 上坂龍之介
キャスト 荻野友里
駒塚由衣
黒岩徹
龍輝
中本りな
松林慎司
中村芽生
田崎礼奈
田中壮太郎
鈴木浩文
小野孝弘
保田賢也
白木博子
小野翔平
荒岡 龍星
スタッフ 監督:上坂龍之介
脚本:土井涼介、上坂龍之介
撮影:JOJI、佐貫圭亮
照明:石川冬木
録音:渡邉直人
美術:新井友馨
メイク:船田瞳、長田理沙子
衣装:清水拓郎
キャスティング:神原章吾
制作:江口尚矢
撮影助手:松下昇平、山﨑勇輝
照明助手:武田哲喜、大嶋空大
スチール:仲村征紘
編集:JOJI
整音:渡邉直人
テクニカルコーディネーター:Gregory Germain

監督について

監督写真
上坂龍之介
Ryunosuke Kosaka

1995年1月30日生まれ。
兵庫県出身。
小学生の時に見たハリウッド映画「ラストサムライ」(監督 - エドワード・ズウィック)の影響で映画の道を志す。
映画学科のある大学に通いながら音楽番組のアルバイトをしていた。
その後、制作会社に1年間就職して格闘技番組のADなどを務めた。
2018年に自身の制作会社を設立して映像の仕事を行いながら映画監督を目指す。
2024年、初監督作品となる映画「レンタル家族」を制作。

予告編


Gallery


上映作品一覧

国道7号線
コラン・ド・プランシーの万年筆
scenario
正しい家族の付き合い方
遠く離れて
ホノルル
ルサンティール
レンタル家族