ご挨拶

「もう一度見つめよう、もう一度来てみよう、もう一度みんなと話をしてみよう、なにわっ子のふるさと中之島。中之島を市民の手に取り戻そう、中之島に本当の広場を作りだしてみよう」
第1回の中之島まつり準備は、それこそ五里霧中の中で進行した。
「よびかけ」は、その趣旨を説明しているが、さて実際には何をどうお膳立てしていいものやら、スタッフの誰もが皆目、見当もつかなかった。
「まつりをやる、てどないしたらええねん」何もわからずに始まった中之島まつり。
第1回は昭和48年5月5日に開かれた。中之島の景観保存から、このまつりは生まれた。それから30年、今年は「手づくり・輪づくり・都市づくり〜20世紀からうけつぎました〜」をテーマとした。どうぞ、楽しんでください。

実行委員長 森一貫

第30回 中之島まつり テーマ
『手づくり・輪づくり・都市づくり』〜20世紀からうけつぎました〜
このテーマは「中之島まつり」の生まれた原点に帰ろうというものです。
実行委員長としても「一から始める」という精神でのぞみたいと考えています。
その意味では、企画も財政も含めて、あらゆる運営が「一から」ということになります。
それでも、次のような事は、やはり「合言葉」にしたいものです。
「みるまつりではなくつくるまつりを」 「つくるまつりよりも参加するまつりを」「企画は0円から」 「組織はアメーバー」 「マニュアルにはたよらない」「プロセスを大切に」 「当日来た人も実行委員」 「企画は横のつながりを大切に」などなどです。
このように考えてみると、「20世紀からうけつぎました」という姿勢があらわれてくると思います。
さあ、21世紀も「中之島まつり」をみんなの力で続けましょう。

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